東信水産株式会社｜特鮮レシピ


	魚へんに師走の師と書いて、ぶり。これは12月にぶりが一番おいしい時期だからと言いますが、それには科学的根拠があります。この時期、ぶりにはヒスチジンというアミノ酸が増えるそうで、これは、かつおぶしにも多いうまみ成分なのです。ぶりは青背の魚の中でもトップクラスの栄養価。善玉コレステロールを作り出すEPA（エイコサペンタエン酸）、DHA（ドコサヘキサエン酸）が多く、ビタミンB1、B2、ナイアシンも豊富です。


ぶりのさっぱり蒸し	ぶりの網焼き　梅肉ソース	ぶりと里芋のあら煮	ぶりの鍋照り焼き	ぶりの骨揚げ
さば｜鯛｜たら｜ぶり｜かじき｜たらこ・明太子 1月｜2月｜3月｜4月｜5月｜6月｜7月｜8月｜9月｜10月｜11月｜12月

お酢を加えただし汁で蒸した上品な味。

材料（4人前）

ぶり…………………4切塩･酒……………各適量紫玉ネギ…………1/2コ万能ネギ…………1/4束酢…………………適量

(A) だし汁…………1カップ酢………………大さじ3 しょうゆ･酒…各大さじ1 砂糖……………小さじ1



		紫玉ネギはスライスしてさっと茹でて、酢につけておく。万能ネギはざく切りにする。



		バットなどにぶりを並べ、紫玉ネギ、万能ネギを添える。Aを注いで、蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で約7～8分蒸す。

ぶりは強火で手早く蒸すこと。

脂ののったぶりにさっぱりとした梅肉ソースがよく合う。

材料（4人前）

ぶり………………4切塩……………小さじ1 きゅうり･大根･花穂 …………………各適量

(A) 梅干し………………4粒みりん…………大さじ1 だし汁…………大さじ2 しょうゆ………小さじ1



		Aの梅干しは種を取って細かくたたく。みりん、だし汁、しょうゆを加えてよく混ぜる。



		器に盛り、2の梅肉ソースをかけて、きゅうり、大根、花穂を添える。

ぶりはアルミホイルに包んでオーブントースターで焼いても簡単です。

ぶりの旨味がぎっしりと詰ったあらをおいしくいただく。

材料（4人前）

ぶりのあら………500g 里芋………………300g ゆずの皮…………適量

(A) しょうゆ………大さじ4 みりん･酒…各大さじ2 砂糖……………大さじ1 水………………1カップ



		ぶりのあらは熱湯をくぐらせて、霜降りにする。流水に取り、表面をきれいに洗う。



		鍋にAを煮立て、ぶり、里芋を入れる。落としぶたをして、弱火で約20～30分煮る。

ぶりは必ず下茹ですれば生臭くなりません。

ぶりの定番料理。

材料（4人前）

ぶり…………………4切油………………大さじ1 菊花カブ……………適量

(A) しょうゆ･酒…各大さじ1 生姜汁…………小さじ1

(B) しょうゆ･みりん ……………各大さじ3 酒………………大さじ1



		フライパンに油を熱し、汁気を切ったぶりを入れ両面を焼く。

フライパンを使えば身がくずれにくく作りやすい。

ぶりの骨がこんなにおいしく変身。

材料（4人前）

ぶりの骨……………500g 塩………………小さじ1 揚げ油･大根おろし･すだち･片栗粉･銀杏…各適量

(A) しょうゆ･酒 ……………各大さじ2 オレンジジュース …………………150cc 生姜汁･砂糖 ……………各小さじ1



		ぶりの骨は4cm角位のブツ切りにし、よく洗ってあら塩をふる。



		1に片栗粉をまぶす。160度Cの低温の揚げ油に入れ、ゆっくりと約10分間揚げる。この後、温度を180度Cに上げて、カラリと揚げる。



		熱いうちにAに漬けてしばらくおいて味をなじませる。素揚げした銀杏を散らし、大根おろしとすだちを添える。

ぶりの骨は中まで揚がるよう低温でじっくりと揚げます。